エルダーベリーから種を採取
エルダーフラワーの成る木を育てるにはまず種が必要です。(苗を買ってくる人はここは飛ばして結構です。)
エルダーベリーが成ったら、木の他の部分を傷つけないように気を付けて採取します。エルダーベリーは簡単に多くを採取できるので楽です。
ベリーが取れたら、優しく種を取り出しましょう。種を傷つけないように気を付けてくださいね。取り出した種はバケツなどに入れておきます。
エルダーの種を植える前の環境づくり
種を園芸用の砂と堆肥を5:5くらいで混ぜたものに入れて混ぜ合わせます。種一掴みに砂と堆肥のミックスが2-3掴みくらいの比率でよいでしょう。
上のミックスが入るくらいの鉢を選び、一番下に石を詰めて、その上にミックスを載せて、さらにその上に砂を巻いて、日陰のできる場所に冬までおいておきます。
エルダーの種を植える
2月になって、置いておいた鉢に発芽してくるのが見えたら、いよいよ本格的な種まきの季節だということです。
一リットルくらいの鉢あたり4-5個の種を巻きましょう。少量の堆肥や土で覆って、水をあげましょう。
エルダーフラワーを育てる
乾燥させずに、よく水を与えましょう。鉢植えなどで育てる場合は間引きも忘れずに行って、強いものを残しましょう。
エルダーは早く育つことで知られるので、二年、運が良ければ初年度でエルダーフラワーの木という感のあるしっかりした形になります。
ある程度育ったら、苗を鉢植えから庭などのしかるべきところに植え替えることができます。大きめに穴をあけて、根がしっかり入るようにして埋め変えましょう。